IPO(新規公開株)とは?
私もまだまだ初心者ですので、自分の勉強の意味も含めてまとめてみました。
IPOとは、新たに証券取引所に上場される株式のことで、一般投資家も抽選などで入手できます。
上場前に公募価格で購入でき、上場後の初値よりも割安になる場合が多いため大変人気があります。
簡単に言うと、抽選に片っ端から応募して、当たったら初値売りするだけで、ほぼ儲かるだろうって話です。
もちろん簡単には当たりませんが、応募するだけならタダなので、とりあえず始めてみます(;´∀`)
IPOのスケジュール等は、↓のサイトを参考にさせていただきました。
トレーダーズ・ウェブ(株式情報、FX情報) http://www.traders.co.jp/ipo_info/ipo_info_top.asp
具体的な流れを、最近話題だった「株式会社オークファン」の場合を例に見てみると。
仮条件決定 | 4/9 |
仮条件 | 2,280 円 ~ 2,600円(100株単位) |
ブックビルディング期間 | 4/10 ~ 4/16 |
公開価格決定 | 4/17 |
公開価格 | 2,600円 |
申込期間 | 4/18 ~ 4/22 |
上場日 | 4/25 |
初値 | 10,480円(+303.1%) |
4/9 「2,280円~2,600円」という仮条件発表。この価格帯の中から、希望価格で申込ます。
↓
4/10~4/16 ブックビルディング(BB)期間中に、希望者は購入意思表示をします。
基本的には抽選になりますので、希望価格は上限(成行)で出しておけばいいのかな?
↓
4/17 公開価格決定、人気の銘柄なので上限2,600円で決定。同時に抽選の結果発表。
↓
4/18~4/22 抽選に当選した場合、この期間中に実際に購入するかどうか決定し申込ます。
↓
4/25 上場され、取引開始です。
オークファンの場合は、初値が10,480円ということで、公募価格の約4倍です。
100株当選した方は、初値で売るだけで78万円もの利益を得たことになります。羨ましいですね。
↓過去に上場された銘柄を、初値で売却した場合の勝敗。(2013年8月16日時点)
2013年 | 25勝0敗 | 勝率 | 100% | 平均騰落率 | +124.9% |
2012年 | 49勝9敗 | 勝率 | 84.5% | 平均騰落率 | +63.3% |
2011年 | 19勝14敗 | 勝率 | 57.6% | 平均騰落率 | +22.2% |
2010年 | 10勝9敗 | 勝率 | 52.6% | 平均騰落率 | +24.1% |
2009年 | 13勝4敗 | 勝率 | 76.5% | 平均騰落率 | +35.3% |
2008年 | 20勝26敗 | 勝率 | 43.5% | 平均騰落率 | +18.3% |
2007年 | 89勝29敗 | 勝率 | 75.4% | 平均騰落率 | +49.6% |
2006年 | 159勝20敗 | 勝率 | 88.8% | 平均騰落率 | +77.0% |
2005年 | 151勝3敗 | 勝率 | 98.1% | 平均騰落率 | +134.4% |
2004年 | 165勝7敗 | 勝率 | 95.9% | 平均騰落率 | +100.8% |
2003年 | 104勝13敗 | 勝率 | 88.9% | 平均騰落率 | +52.8% |
2002年 | 91勝23敗 | 勝率 | 79.8% | 平均騰落率 | +34.6% |
2005年~2006年あたりのIPOバブルと呼ばれた時代は凄いですね。
近年もアベノミクスにも乗って絶好調。IPOバブルの再来と呼ばれているとかいないとか?
さて、具体的にどこで申しこめば良いかということなのですが、
上場された後の株式のように、どこの証券会社でも取引できるわけではありません。
まず、主幹事証券と呼ばれる、新規上場を取り仕切る証券会社が決まり、
新規公開される株式は、幹事証券と、数社の引受証券に一定の割合で配分されます。
↓オークファンの場合はこんな感じです。
幹事証券 | SMBC日興証券 | 272,000株 |
引受証券 | SBI証券 みずほ証券 いちよし証券 岡三証券 SMBCフレンド証券 極東証券 |
32,000株 3,200株 3,200株 3,200株 3,200株 3,200株 |
残念ながら、全ての証券会社が一般投資家に配分してくれるわけではありません。
自社担当の株式を、どの顧客に配分するかは証券会社の自由なので、大手や対面のみの証券会社だと、 お得意様の機関投資家や富裕層に配分され、一般投資家にはほとんど回って来ないようです。
逆に、最近のネット証券の場合は、公平に抽選で配分してくれる所が多いです。
オススメの証券会社や、私の実際の申し込み状況・結果等についても、今後まとめていきたいと思います。
とりあえずですが、↓くらいは必須かな?
マネックス証券 - 100%完全抽選、一人一権利で完全に平等
SBI証券 - 外れるほど当たりやすくなるIPOチャレンジポイントあり
野村證券 - 貧乏人には回ってこないとの噂ですが、とにかく扱い件数、株数が多いので可能性は十分
SMBC日興証券 - 野村證券と同じく、幹事が多い
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IPOのスケジュール等は、↓のサイトが非常に見やすくまとまってます。
トレーダーズ・ウェブ(株式情報、FX情報) http://www.traders.co.jp/ipo_info/ipo_info_top.asp